阪急クオリティーサポートでは、農林水産省が取り組んでいるフード・コミュニケーション・プロジェクトの理念に賛同し、積極的に参加しています。なかでも、フード・コミュニケーション・プロジェクトで策定された協働の着眼点(食品事業者の共通言語であり、消費者の信頼を高めていくために着目すべき食品事業者の行動のポイント)を活用したセルフアセスメントシートを開発・運用。中小規模の食品事業者が、自ら食の安全・安心のための課題を見出すことができる仕組みを確立しました。
- 自社の衛生管理や品質管理の状況の把握、またその対応施策や体制の水準を、自社で評価することができます。
これにより、現状の把握、課題の発見など、さまざまな“気づき”を得ることで、食品事業者自身の改善につなげることを目的としています。
- セルフチェックによって改善すべき課題が明らかになった後、[重要度] [経費] [実施時期] の3項目をそれぞれ3段階で評価。改善計画着手の優先順位をつけることができます。
また、試行版を用いて12工場でセルフアセスメントを実施し、より現場で使いやすいものに改訂しているのも特長です。
農林水産省が、「食」 に対する 消費者の信頼向上のため、立ち上げた取り組み
食品事業者が、自らの顧客ニーズを見極め、創意工夫を発揮してビジネスを展開することを通じて、「食」に対する消費者の信頼向上を目指します。そして食に携わる関係者がそれぞれの活動を展開することにより、意欲的な食品事業者へメリットが還元され、その取組が持続的に充実・強化される姿を理想とします。